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フランス車乗りの祭典! その3

本店の天気は曇りのち雨。朝から寒いなぁなんて思っていたら、

昼過ぎてシトシトと冷たい雨が降ってきました。

こうなると、なんだか気分も下がってしまいますね。

最近血圧が気になり出したナパです。←関係ねぇじゃねぇか

           

雨にも負けず、今日のブログ、行ってみましょう!

前回からの続き、フレンチブルーミーティング改め

アロンフランセのレポートです。

さぁ今回はルノー編です。と言いましても、

カングーの話題はあまりありません。

というのは、参加台数が極端に少ないから。

今回会場を見回しても新旧合わせて10台はいなかったんじゃないかな。

翌週カングージャンボリーってことで抑えた方も多いと思いますが、

もう少し参加してくれると、こちらも楽しみにが増えるってものなのですが。

             

まずご紹介するのはこちらから。

ルノーミニバン界のボス、エスパスの初代後期モデルですね。

おそらく街で見かけたことある方もあまりいないと思われる、超激レア車です。

エスパスは欧州初のミニバンで、高級志向なモデルでした。

現在は世の流れを汲み込んでスタイルをクロスオーバーSUVへと改めておりますが、

初代から4代目まではこの完全なミニバンスタイルで登場してました。

              

ミニバンであるにも関わらず、FRPボディを採用するなどして低重心化を実現。

ミニバンとは思えない優れた操縦性を発揮し、欧州で人気を博しました。

初代から3代目まではマトラ社で、マトラ社が自動車製造から撤退することとなって、

4代目以降はルノーで生産しています。一度乗ってみたいなぁ。

         

いきなりマニアックですいません。

次に紹介するのはこちら。

やっぱりマニアック、トラフィックの2代目ですね。

涙目を逆さにしたようなヘッドライト、ドーム状に膨らんだフロントルーフ部など、

特徴的なディティールが目を惹きますね。

GMとの共同開発ということもあり、欧州ではオペル、

日産などのバッジモデルもあります。

ちなみに私も持っている3代目は、当初オペル、日産に加えフィアット、三菱などへも

OEM供給されましたが、ステランティスの誕生により各メーカーのモデルへと入れ替わっています。

余談でしたね、すいません。

       

お次はこちら。

先ほど紹介したエスパスの4代目ですね。

前述の通り、こちらのモデルはマトラ社からルノー自社生産へと変わったモデルです。

2003年に登場し、2006年、2010年、2012年と3回もマイナーチェンジしました。

欧州にワンボックス型ミニバンを持ち込んだエスパスがこれを最後になくなったかと思うと、

少し寂しい気持ちになりますね。

         

次は4を紹介しましょう。ルノーキャトル、って聞いたことないですか?

1961年から93年まで、じつに32年間も生産され続けたベストセラーカーで、

フランスの大衆車として親しまれてきたモデルです。

最初にシュペール、いわゆる初期モデルを紹介しましょう。

オレンジとグリーンのボディがシュペールです。グリルが金属製でシンプルなデザイン。

奥のイエロー、プラスチックグリルのモデルが高年式の通常モデルです。

なんか雰囲気がクラシカルで違うでしょう? いいですよねぇ。

              

でこちらがキャトルのバンモデル。フランス語でいうところのフルゴネット。

 

なんか屋根にフランスパンを載せたみたいでカワイイですよね。

基本2人乗りでリアは荷物専用、いわゆるパネルバンです。

4人乗用仕様もあるのかな? すいません、そこまで詳しくないです。

以前このフルゴネットのキャンピングカー仕様も見たことあって、

なんか夢が膨らむクルマだよなぁってことを思い出しました。

                 

最後のキャトルはこちら

レジャービークル、プレネールです。

フランスのバカンス期間にお金持ちがビーチ界隈でのるクルマってことです。

実は10年以上前になりますが、お借りして乗ったことあ離ます。

まぁこれが底抜けに楽しい。

なんせドアがない(チェーンはあるけど)ので風が入り放題、横がスカスカ。

リアはやや狭く(ホロがあるからね)、そして走りはキャトル。

大人4人が乗って走ったんですが、まぁ遅いこと遅いこと。

でもね、真冬のビーチをそれで走ったもんだから、オニのように寒くて、

だけどそれが楽しいこと面白いこと。笑いが止まらないってのはまさにこのこと。

ホント、お貸しいただいた I さんには感謝してもしきれません。

今思い出しても笑える。いい思い出をいただきました。

今日はここまで! カングー乗りのみなさん、来年はぜひ

アロンフランセにも足を運んでみてはいかがでしょうか?

チケットは争奪戦だけど‥‥。

以上ナパでした! 次回もお楽しみに!