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便利すぎる! ドリンク&スマホフィット!

どうもこんにちわ! LINEマンガの「入学傭兵」にすっかりハマり

毎週課金しているアラカンのナパです。ピッコマの「GOB」にもハマったので

傭兵モノの漫画が好きなんだと最近自覚しました。

さ、それはさておき、先日新発売となったスマホフィット。

こちらの開発ストーリーと使用感についてレポートさせていただきます。

こちらの製品誕生は、カーアクセサリーの最大手といえる

カーメイトさんとの共同開発で実現しました。

https://www.carmate.co.jp

もうすぐ創業60年を迎える老舗中の老舗。日本のみならず、

欧州、北米、アジア圏と世界を舞台にインテリアグッズからエレクトロニクス商品、

キャリアやエアロなどの大型商品まで取り扱う、まさにカーアクセサリーの総合メーカー。

今回の開発シーンでも、その凄さを色々と体験できました。

まずはきっかけから。そもそも友人が在籍していて、その友人から

「最近は車種専用品に人気がある」とのこと。カングー専門店である当店。

つまりは、カングー専用品としてアイテムを作りませんか? ということでした。

ボクもカングーユーザーですから、手を入れたいところはたくさんある。

特に国産車のような「カユイ所に手が届く」装備は望むべくもない。

そこで、カーグッズ業界で人気を二分する、ドリンクホルダーと携帯ホルダーに注目し、

まずはここから作ろう! ということで、開発が始まったのです。

ただ、ここからが思っていたよりも決めなければいけないことが多く、困惑しました。

工程としては仕様決め、位置決め、パッケージ決め、価格決めなどなどが挙げられます。

これら全てに何通りかの案があり、その都度会議して決める。

結構道のりは長かったっす。

まずは仕様決めから。ドリンクホルダーについては、エアベンチレーターが円型なので、

汎用品の機能を使いつつ、取り付け部分を専用設計することで、見た目と機能の

質を上げようということになりました。スマホは、iPhone12以降向けのマグセイフ式、

iPhone11以前とアンドロイド用としてクリップ式の二つを用意すること。

色はマット系のブラックで、ドリンクホルダーに関してはロゴを印刷。

と決まりかけたところにグレーのサンプルが届く! これカッコイイ!

となり、カングー1のドリンクフィットはグレーとなりました。

いろんなカラーがあったんです

続いて位置決めですが、コクピット周りの形状を把握し、どこに取り付けるかの検討を重ねます。

カングー1については、メーターフードの取り付け部分にボルトを使用していたので、

それを流用し安定した取り付けが可能だということになりました。

カングー2に関しては、メーター周りの形状が複雑で色々検討を重ねました。

カングー1のようなボルトがなく、さらに台座になるような箇所がないので、

全面両面テープで支えることになりそうなこと。

両面テープの場合は、広い範囲にわたって接着する必要があり、

そのスペースが取れるかがカギとなりました。

そして、ここからが大企業の強みを感じた瞬間でした。

おもむろにコクピット周辺に小さな丸いステッカーを貼り出したのです。

何してんのかな? と思い眺めていると、続いて大きなケースから

これまた大きなドライヤーのようなものを取り出し、

そのステッカーに向けて照射するような仕草をし始めたのです。

これは「スキャニング」出そうで、なんとペタペタ貼っていたステッカーは

特殊な加工が施してあり、1枚五十円以上する代物。

そして巨大なドライヤーのようなものはハンドスキャナーで、

1000万円以上する代物だそうです。

これがあるので、コクピット周りの複雑な形状でも、広範囲に渡り

ピッタリと密着させるステーを作り出すことができるのだそうです。

そこが決まればあとはスイスイ。パッケージ決めは、箱の大きさ、印刷かステッカーか、

ですが、何個かサンプルを作ってもらい検討。色、フォントなどの違いもあり、

これはなかなか楽しい作業でした。

最後に価格ですが、これは専用設計ということもあり、台座は全て金型から起こして製作。

3Dスキャンでは強度の面で問題があり、やはり金型だと。

まぁこれがなかなかいい値段しまして、販売個数で割る計算を経て、この価格となりました。

マグセイフが5400円の消費税で5940円、クリップが3200円の消費税で3520円。

専用設計でコクピット周りがスッキリすることを考慮するならば、

決して高い買い物ではないなと思います。カングー3ですが、純正スマホホルダーは

充電機能なしで1万6500円ですから、クリップで比較すると4倍以上の価格差です。

マグセイフ仕様でも3倍近いわけですから、質感やデザインの差こそあれ、

1万5000円オーバーは現実的になかなか購入に踏み切れないですよね。

さて、ここからがインプレッションですが、もうね、マグセイフ便利すぎ。

片手で装着、取り外しが可能だし、つけた瞬間から充電始まるし、まだ不整地は走ってないけど、

一般道および高速道で使用する分には、落ちたことが一度もありません。

縦置きから横置きも、クルッと回すだけ。こんなに便利でいいの? って感じです。

マグセイフばかりの話になって今いましたが、クリップもヒト工夫入ってます。

装着に関しては両手での操作が必要ですが、取り外しに関しては、

ホルダーのゴム部分を可動式にすることで、片手での取り外しが可能となっています。

まぁでもマグセイフが使えるiPhoneなら、絶対にマグセイフを。

慣れた身からすれば、これのためにマグセイフ仕様に買い替えてもいいとさえ思えます(笑。

取り付けに関しましては、こちらの動画をご覧ください。お付き合いありがとうございました。