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話題の映画、見に行きました!

どうもこんにちわ、ナパです。

この週末は、土曜に次男に連れられてクレヨンしんちゃんを、

日曜には嫁さんご推薦のブルーピリオドを家族で鑑賞してきました。

自分的には「きみの色」が見たかったのですが、残念!

映画三昧の週末、今日はブルーピリオドの話を。

パンフレット千円。表紙には画料を塗ったような特殊加工が施されるなど、かなり凝った演出が嬉しい。

学校の成績は上位だけど、毎日をただ流して生きていて熱くなれない青年が主人公。

とある絵をきっかけに「絵を描くこと」に目覚め、自分の中から湧き出るものを感じ、

意を決して高2からゼロスタートで東京学芸大学油科、つまり芸大を目指すストーリー。

芸大油科の現役合格者は5名、倍率200倍。

ある意味東大よりも入学が難しいと言われる超難関の狭き門。

さぁ、主人公はどうやって芸大を目指すのか?

        

うちの嫁さんは原作(マンガ)を揃えて読んでから鑑賞に行ったのですが、

私はあえて原作は読まず、ゼロの状態で鑑賞に行きました。

          

結果、メッチャ面白かった。そろそろ高校受験を見据えた中学生の長男が、

先日美術系に進みたいとかトンデモ発言をしたのが、この映画の世界にスッと

入り込ませてくれたきっかけになっているんだと思います。

         

劇中で描かれていて印象に残ったのは、

美術系を目指すことの意味を問い将来性を憂い、

でも子供に好きなことをやらせたい、という親の葛藤シーン。

今まで優等生でいうことを聞いていた息子が、初めてわがままを言って謝るシーン。

優等生なのに絵の道に進むことを決めた主人公を見て、

友人が自分の夢に向かって進むと決めたシーン。

細かいことを言えば、他にも見どころはたくさんありました。

でも、主人公よりも親側に立ってしまうことに、年齢を感じましたね。

   

嫁さんは「原作に比べるとやっぱり薄いかな。でも気になったシーンが

映画でどう描かれるのか気になっていたから楽しめた」とのこと。

        

これを聞くと、やっぱり原作を読まないで正解だったかな。

果たしてこれを観た息子は、何を感じてくれたのか? 

それが一番気になっていますが。

           

最後に。眞栄田郷敦さんの演技も素晴らしかった。声質もいい。

天性の目力、やはり遺伝かな? ただただ、すごいなって。

             

さて、今日からゆっくり原作を読もうかな。