フランス車乗りの祭典! その4
どうもです! 最近ネットフリックスで綾野剛の出演作ばかり見ている
社会不適合予備軍、ナパです。
さて、今回も懲りずに前回の続きです。
第2回アロンフランセのレポートで、会場で見かけたルノーの続きです。
最初に紹介するのはこちら。
黄金に輝く4CVですね、黄金虫みたい。
4CVは1946年から61年まで生産された小型乗用車。
1953年からは日野製のノックダウン生産車両、日野ルノー4CVも
生産されていたので、幼少期に同タイプを見かけた方もいるかもしれません。
こう見えてバランスが良く操縦製が良好だったため、モータースポーツにも
多数参戦していたようです。1940年代から60年代にかけてル・マン24時間レースや
ミッレミリアに参戦し、何度もクラス優勝している名車とのこと。すごい!
続いて紹介するのは
5(サンク)。1972年から1996年まで生産していたコンパクトカー。
写真のモデルは1972年から85年まで生産されていた初期型モデル。
エンジンが縦置きということもあり、通称「縦サンク」と呼ばれてました。
すっごく小さいのにシートの作りがよく、乗り心地が抜群で疲れ知らず。
可愛らしいデザインですよねー! 私も30代後半にしばらく乗っていました。
すっごく気に入っていたのですが、エアコンがなく夏は乗るたびに熱中症にかかって、
こりゃダメだと思い泣く泣く手放しました。あぁ、今でも乗りたい一台です。
こちらはサンクの後期型、通称「シュペールサンク」。
エンジンは一般的な横置きとなり、フロントマスクはモダンなデザインに変更。
ちなみにこの後マイナーチェンジされて、フロントマスクがまたちょっと変わります。
一般的にはそちらのマスクの方がお馴染み度が高いでしょう。
次は
これを知っている方がいたらかなりのルノー通。
ルノー10というモデルです。10でディズと読みます。
ルノー8の上級グレードとして1966年から71年に製造されました。
当初は丸目ヘッドライトでしたが、1968年にマイナーチェンジされ、
写真のように角形ヘッドライトになりました。
ナマズのヒゲみたいなバンパーがカワイイですねぇ。
製造年数がわずか5年と短い、非常にレアなモデルです。
次はこちら!
ルノー19。こちらは1988年から95年に生産されたモデル。
19は「ディズヌフ」と読みます。どっかのイラストレーターが
以前乗っていたモデルです。確かその個体はグリーンだったかな?
直線基調のボディライン、デザイナーはかのジウジアーロ。
もうこの事実だけで欲しくなりますね。
写真のモデルは前期型で、後期型はもう少し有機的なラインとなり、
ヘッドライトも内側を絞ったデザインとなります。
そろそろ終わりです。ラスマイはこちら。
21ターボ。1986年から94年まで生産されたミドルサルーン。
21は「ヴァンテアン」と読みます。実はこれ欲しかったんだぁ。
直線基調でまとめられたボディフォルムはエアロパーツで武装され、
いかにも「速そう」 なイメージを持ちますが、実際に速いのです。
2リッターターボのエンジンは175psを発揮。当時の技術ということもあり、
高速で一気にパワーが出るドッカンターボ仕様で、最高速227km/hを誇ったのです。
その速さゆえ「フレンチロケット」の異名を取り、憧れたのを覚えています。
最後はこちら
初代トゥインゴですね。キュンとくるカワイさですね。初代は
1993年に登場、寿命は長く2007年まで販売していました。
この時代でコンパクトカーで14年という長寿命を可能にしたのが、他でもない
トゥインゴの人気の高さを窺わせますね。
しかもその間、6回マイナーチェンジが施されたのですが、3回目までを前期型。
4回目以降を後期型と呼びます。前後期の大きな違いは、前期型はOHVエンジン、
後期型はSOHCエンジン。他パワステやカラードバンパーなどがあります。
初代は今かなり高騰していて、状態が良ければ新車価格134万円
(安いよね)を超える個体もあるほど。ELLEやKENZOといった
ファッションブランドとのコラボモデルもあ離、それらはさらに高い!
トゥインゴは以前勤めていた会社の社用車ということもあって、
かなり乗り回してました。小さいのに乗り心地が良くて、
荷物もたくさん積めて便利だったなぁ。イージーという
2ペダルマニュアルミッションというクセのあるトランスミッションで
慣れないとギクシャクしちゃうんですよね。
これをスーッと走らせるのも、快感だったんですよ。
以上、昔話ばかりのナパでした! 失礼しました!
次はシトロエン編です!