シートはシートとしての仕事をして頂ければいいと思います
皆皆々様方々こんばんは!!
眼鏡屋さんに『眼鏡似合わないですね』という致命の一撃を喰らった事のある境です!
一生視力を大事にしようという決意を噛み締めながら参ります!
本日のお題は…
2000年式 シボレー サバーバン
パワーシート ガタ修理 です!
はい、これだけ見るとさっぱりポンの方が多数かも知れませんが、
かなり切実で運転にも支障のあるレベルの症状です!
そしてこの症状、偶発的なものではなく、
とある決定的なウィークポイントが招いた故障でした…!
まず具体的な症状ですが、発進・減速など、前後への荷重がかかる際に、
シートが1cm程度前後に動きます。
発進すると後ろにコンッ♪ ブレーキ踏むと前にコンッ♬
自分の意思に関わらずシートが動くというのは非常に気持悪いですね…
とりあえずこんな感じ…
車体からサクッと外してひっくり返って頂きました。
荷重をかけると前後に動くという事は原因はメカ部分というよりも、
もっと物理的な、シート自体を固定している部分という事になります。
中身についてはとっても説明しにくいので…
兎にも角にも!
こんなカタチのパーツが出てきます!!!(これからバラす人以外は聞き流してください)
見た通り、ネジ切りがしてある棒です。
これが回ると真ん中の黒パーツが移動し、
それに押される形で銀パーツも移動します。
そしてこの銀パーツに、シート側のレールがボルト留めされております。
つまり…この銀パーツの位置=シートの位置という事で、
シートのガタ=銀パーツのガタという事になります。
銀パーツは、ネジ切のある黒パーツに押される事によって連動して動きます。
なので黒パーツと銀パーツは密着した状態でないとNGな訳ですが…
明らかに何かが劣化して開いてはいけない隙間が開いています。
これが今回のガタの原因でした。
付着していたベッタベタのゴミから察するに、薄い薄いゴム質の何かが敷かれていたようですが、
経年劣化によってゴミに変身したようです。。。
とりあえずくるくる回してパーツを取り去り…
グリスとゴム質の何かのブレンドされた暗黒物質を綺麗に清掃…
黒パーツも綺麗に清掃…(L?)
文字にすると単純ですが清掃が一番ツライと思います
さぁさチャッチャカ1シート分を補修です!
試行錯誤の末、前後に空いた3mmほどの隙間はゴムシートをカットして埋め込み、
なんとかドリルで穴あけで完了…!
代償としてバスタオルと歯ブラシがログアウトしました。
先にも書きましたが、今回の故障はゴムの経年劣化によるもので、
最初は殆ど気づかない程度の違和感がいつの間にか…となる事間違いなし…!
サバーバンやタホなどの車にお乗りの方は今一度、ご自分の座席の状態をご確認ください…!
そして少しでも気になれば是非是非ご連絡ください…!早く!清掃が大変になる前に!
点検・修理など、いつでもご相談お受けいたします!