フランス車乗りの祭典! その2
どうも! 寒くなったり、かと思えば夏日を記録したり、
こうも寒暖の差が激しいと体調崩しやすいですね。
我が家も息子2人が相次いで発熱し、病気がちなナパ家です!
さて、前回のブログ、第2回アロンフランセのイベントレポートの続きです。
今回はアルピーヌとゴルディー二の紹介といきましょうか。
アルピーヌは、ご存知の通り現在はルノーのスポーツカーブランドですね。
現時点で車種はA110のみ、グレードがGTやS、Rなどで展開しています。
元々はジャンレデレというルノーディーラーを営む人が、
ドーフィンや8(ユイット)などの車ベースにA106やA110を制作し、
レースで活躍したのが始まりとなっています。
その後A310、A310V6、V6GT、V6ターボ、V6ターボルマン、そして1995年に
生産が終了となるA610までを世に送り出し、一旦は姿を消します。
そして2017年、新生A110とともに復活。現在に至ります。
一方ゴルディーニは、こちらも現在はルノーのスポーツカーブランドで、
2010年代にルーテシア、トゥインゴ、ウィンドで復活を果たしましたが、
現在は開店休業中の状態ですね。
そもそもはアメディ・ゴルディーニ氏が設立したコンストラクターです。
彼は元を辿ればイタリア人で、当初はフィアットなどを手掛けていました。
その活躍に目をつけたのがシムカ社で、1950年代には「シムカ・ゴルディーニ」の名で
F1参戦を果たし、さらに耐久レースではルマン24時間レースでクラス3連覇など
華々しい戦績を掲げ、業界では「ル・ソルシエ」(魔術師)の異名を得るほどでした。
その後F1を撤退。シムカとも袂を分け、1956年よりルノーと提携。
ドーフィンや8(ユイット)などをベースにスポーツモデルを作り上げ、
主にラリーなどで活躍し、こちらでも華々しい戦績を上げたのです。
1969年にルノー車に吸収合併され、エンジン開発などを任されるように。
ゴルディーにの手が入ったモデルとして、日本ではまず見かけませんが、
R12、R17のゴルディーニバージョンが存在します。
前置きが長くなりましたが、ではイベントで見かけたアルピーヌ&ゴルディーニです。
アルピーヌのA310、ヘッドライト6灯がほとんど繋がっているように見えるこのフロントマスクは
4気筒モデルですね。エヴァンゲリオンの葛城ミサトの愛車として一時期有名になりましたね。
こちらがA310のV6搭載モデル。
大きなフェンダーが特徴のフォーミュラーパッケージ仕様ですね。
なかなかの迫力です。
続いてブラックボディの2台。手前のモデルがV6ターボ、奥のモデルが
大きなオーバーフェンダーが特徴の限定車V6ターボ ル・マンですね。
V6ターボは僕が初めて就職した会社の社長が乗っていて、よく運転しました。
クセのあるポジション、RRゆえの高いトラクション性能、
高速で安定しないフロントタイヤ。まぁクセだらけでした。
超ドッカンターボで面白かったけど、ウェット路面は超怖い! そんな記憶があります。
最後に紹介するのは、1995年で生産が終了し、それとともにアルピーヌブランドも
しばらく姿を消すことになったある意味時代を象徴するモデル、A610ですね。
続いてゴルディー二。とはいえ、今年のテーマ車ということもあって人だかりがすごくて、
日中は写真が撮れなかったんです。でも、朝イチで少しだけ撮りました。
まずはゴルディーニが最初に手がけたドーフィン・ゴルディー二。
そしてそれのコンペティションバージョン。
可愛いボディフォルムの中に煮えたぎるコンペティション魂って感じでカッコイイですよね。
とりあえず今日はここまで。
次回はルノー編をお伝えします。
ナパでした!